保育施設乳児死亡事件 遺族側、施設を詐欺の疑いで刑事告訴へ

FNN
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栃木・宇都宮市の保育施設で7月、宿泊保育中に
当時9カ月の赤ちゃんが死亡した事件で、遺族側が、
新たに施設を詐欺の疑いで刑事告訴する方針であることがわかった。
この事件は2014年7月、宇都宮市の認可外保育施設「トイズ」で、
当時生後9カ月の山口 愛美利(えみり)ちゃんが、宿泊保育中に死亡したもので、
遺族側は9月、愛美利ちゃんが死亡したのは、施設側が適切な対応を怠ったためとして、
施設の代表者らを保護責任者遺棄致死などの疑いで刑事告訴した。
その後、この施設が、パンフレットなどでうたっていた、
常駐する看護師や嘱託医の存在がなかったことに、遺族が疑念を持ったことから、
詐欺の疑いで、30日にも刑事告訴する方針であることがわかった。
亡くなった山口 愛美利ちゃんの両親は
「パンフレットやホームページ、そういったところから、
ほとんどがうそだったことが判明しましたので、
それに対して、詐欺罪で刑事告訴をしたいと思っています」と話した。
遺族側は、30日にも会見を開き、施設の運用の実態について明らかにするとしている。
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