台湾、子供に長時間モバイル端末使用させた保護者に罰金へ

フォーカス台湾
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(台北 27日 中央社)立法院(国会)は23日、
「児童及び少年の福利と権益保障法」の改正案を可決した。
今後は子供に長時間モバイル端末などを使用させた保護者に1万台湾元(約4万円)以上、
5万元(約19万円)以下の罰金が科せられるようになる。

現行で子供は喫煙、飲酒、ドラッグの使用、
暴力的なテレビ番組の視聴をしてはならないなどと明記されているが、
心身に影響を与える恐れがあるとされるモバイル端末の利用に関しては制限がなかった。
改正で子供に飲酒させたり、ビンロウをかませるなどした
保護者らへの罰金額も引き上げられる。

ただ、「長時間」の定義は今後改めて話し合われる見込み。
衛生福利部国民健康署では2歳未満は使用を避けるべきで、
2歳以上は1度に30分を超過しないのが望ましいとしている。
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