子育てにぴったりな田舎は伊那市 月刊誌調査で全国1位

中日新聞
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 地方の魅力を紹介する月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)二月号の
「住みたい田舎」ベストランキングで、「子育て世代にぴったりな田舎」部門第一位に、
伊那市が選ばれた。移住者支援、子育てのしやすさなどでポイントが高かった。

 調査は「移住者歓迎度」「自然の豊かさ」など十分野の九十五項目について、
各自治体にアンケートして点数を付けた。
二百九十五市町村から回答があったという。
このうち、「子育て世代」部門は、
「移住者支援制度の充実度」「日常生活」など四分野の
二十六項目(二十六点満点)が対象で、伊那市は二十三点で最高だった。

 同誌では、山間部の新山小学校の教育に、
住民が密接にかかわっている様子を紹介。
市が新山地区を「田舎暮らしモデル地域」に認定し、
移住者助成制度を設けていることなどを取り上げている。

 伊那市はこのほか、総合でも七位にランク。
「チャレンジしたい若者におすすめの田舎」部門で四位、
「シニア世代が暮らしやすい田舎」部門で六位に入った。

 総合一位は島根県大田市だった。
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