保育所など利用の児童4万1379人増 都の5年計画目標達成

産経ニュース
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 平成22年度から進めていた保育サービスの拡充について、
都は26日、26年度までの5年間に認可保育所などの利用児童数が
4万1379人増え、目標としていた3万5千人を上回ったと発表した。
達成率は118%だった。

 都は昨年末公表の長期ビジョンで、
27年度からの3年間に、さらに利用児童を4万人増やす方針を打ち出している。
今回の実績と照らすと、かなり高い目標となるが、
都は「施設拡充と保育士の確保という
ハード・ソフトの両面で整備を進めたい」としている。

 まとめによると、都内で保育所などを利用した児童(26年4月現在)は、
前年より1万1577人増え、23万4911人となった。
この5年間で毎年約1万人ずつ増えた。

 一方、一時預かり施設などの利用児童は、年延べ72万4482人で、
目標の80万人には届かなかった。
一時預かりは、目標の40万人を大きく超えたが、
パート労働者向けの定期利用保育が伸び悩んだという。
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