「子どもの権利条例」知って 白山 パンフ改訂案、小中生が「会議」

中日新聞
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 白山市の小中学生の意見表明の場「子ども会議」が
二十四日、県白山青年の家で始まった。
今年は「子どもの権利に関する条例」の啓発用パンフレットの改訂案を二日間かけて考える。
(稲垣遥謹)


 条例は「子どもの権利」として「安心して生きる権利」(六条)、
「守られる権利」(七条)、「より良く育つ権利」(八条)、
「参加する権利」(九条)の四つを規定している。
パンフレットは条例の周知、啓発のため、
毎年小学一、四年生と中学一年生に配布している。

 会議には市内十小学校の五、六年生と四中学校の一、二年生合わせて
二十七人が参加。この日は条例の内容を勉強した後、
各権利を分かりやすく伝えるための文言について、グループごとに意見を出し合った。


 参加する権利について考えた光野中二年の村山晶洋君(14)は
「小学生でも分かるパンフレットにし、
総合学習などの時間で多くの生徒児童に勉強してほしい」と話した。

 二十五日はパンフレット全体の構成や文言について議論し、改訂案をまとめる。

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