子どもが描いた名画のがん作展 静岡

NHK NEWS WEB
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小学生のきょうだいが、ピカソの「ゲルニカ」など、
国内外の名画を模倣して描いた作品展が静岡県河津町で始まりました。

「大贋(がん)作展」というユニークな名前が付けられたこの作品展は、
静岡県河津町で開かれ、静岡市の小学生、藤原天馬さん(11)と
妹の心海さん(10)のきょうだいが、国内外の有名画家の作品をまねて描いた
50点の作品が展示されています。
多くの作品は、身近にある段ボールなどをキャンバスに描かれていて、
このうち、ピカソの「ゲルニカ」を模した作品は、
藤原さんが9歳のときに描いた縦1メートル、横2メートル近い大作です。
また、俵屋宗達の「風神雷神図」は優しい表情をした風神と雷神が印象的な作品です。
心海さんが6歳のときに描いたフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は、
ちゃめっ気のある表情がほほえましい作品です。
ほかにも、子どもならではの感性で名画をまねて描かれた作品が展示されていて、
訪れた人たちは、熱心に作品を見学していました。
絵画展を企画した観光施設・バガテル公園の正木真岐子さんは
「子どもが手がけた絵のタッチがおもしろい作品ばかりなので、
楽しんでほしい」と話していました。
この作品展は、来月4日まで河津町のバガテル公園で開かれています。
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