都指定オリンピック教育推進校 台東区立の小中6校が実践報告

東京新聞
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 オリンピック教育推進校として都の指定を受けた
台東区立の小中学校六校による実践発表会が
二十四日、区立黒門(くろもん)小学校(上野一)で行われた。
区教育委員会が作成した独自の「オリンピック・パラリンピック教育プラン」も発表された。
 (小形佳奈)


 黒門小五年生の「おもてなしの心」をテーマにした道徳の公開授業では、
外部のマナー講師の指導を受け、
児童たちは「ハロー」「ウエルカム トゥ ジャパン」と
右手で相手の目を見ながら握手を交わした。


 二〇一四年度は都内で小中高校合わせて二百九十六校が
オリンピック教育推進校に指定された。
区内では黒門小のほか、田原、浅草、上野、大正の
各小学校と駒形中学校が指定を受け、英語活動や体力づくり、
自国の伝統文化を学ぶ取り組みを行ってきた。
発表会ではこれら指定校の教員らが実践活動を報告した。

 区教委は教育推進校の成果や課題を参考に、
「スポーツ・健康」「国際理解」「おもてなし」「こころざし」
「ユニバーサルマナー」の五領域にわたる教育プランを策定。
一五年度から区立小中学校全校で取り組む。
担当者によると「独自の教育プランは都内の自治体では初めて」という。 
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