給食のフランクフルトに縫い針 児童かじって気付く/杉戸

埼玉新聞
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 杉戸町は20日、町立泉小学校(堀井仁校長、児童数259人)の学校給食に、
縫い針(長さ4・5センチ)1本が混入していたと発表した。けが人はいなかった。

 町教育委員会によると、縫い針が見つかったのは、
19日の給食。フランクフルトの中に入っており、
6年の男子児童がかじって異物に気付いた。
同校は「注意して食べるように」と校内放送を流し、給食はそのまま続けた。
この他に異物混入はなかった。同校は同日、全児童の保護者に異物混入について
おわびの文書を配布し、謝罪した。

 同町の学校給食はセンター方式で、町内6小学校と3中学校分を調理。
このフランクフルトは業者が袋詰めにしてチルド状態で
町立給食センターに届けたもので、この日は6小学校分だけ。
同センターでオーブンで加熱処理し、各小学校に配送した。
23日に出す予定の3中学校分のフランクフルトは、中止を決めた。

 学校給食は20日以降も予定通り続けている。
町教委は異物混入ルートの調査を実施。輪島正視教育長は
「一歩間違えば人の命に関わることでもあり、
混入経路の解明に努めたい」とコメントしている。
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