小規模校の再開を支援=児童生徒集めの制度紹介-文科省

jijicom
------------------------------------------------------------------------------------------------
 文部科学省は、児童生徒の減少でいったん休校した
小さな公立小中学校が将来再開できるよう、必要なノウハウを自治体に提供する方針だ。
過疎地の学校に中心部から児童生徒が集まりやすくなる制度や、
休校中の校舎の維持管理の手法などを紹介する。
学校が一般に、地域活動の上でも心の面でも、
周辺住民らのよりどころとなっていることを踏まえた。
 小中学校の児童生徒数が著しく減ると、
市区町村は残った子どもらを近隣の学校に転校させるか、判断を迫られる。
その際、小規模校を近隣の学校と統合する選択肢のほかに、
学校設置条例から削除する「廃校」や、条例上残したままの「休校」も選べる。
 学校は地域コミュニティーの核でもあり、
完全な廃校に抵抗感を抱く住民は少なくない。
文科省は、休校を選んだ自治体が定住・移住促進策を講じることを前提に、
その学校が将来再開できるよう対応策を例示することにした。(2015/02/21-14:55)
------------------------------------------------------------------------------------------------