子どもも「バル」を楽しみたい 10日に関連イベント開催 三田

「こどもバル」の準備を進める女性ら=まちづくり協働センター(益田紗希子さん提供)
「こどもバル」の準備を進める女性ら=まちづくり協働センター(益田紗希子さん提供)
神戸新聞
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飲食店めぐりを楽しむ三田バルがある10月10日の午前11時~午後2時、関連イベントとして、子どもたちが買い物やゲームを満喫できる「こどもバル」が、兵庫県三田市駅前町のまちづくり協働センターで開かれる。客に応対する“こども店長”の体験もでき、企画した子育てグループは「親子で両方のバルを楽んで」とPRしている。
 育児中の母親でつくる「ミラクルウィッシュ」を中心とした実行委員会が「お金の大切さ、働く楽しさを体感してほしい」と初めて企画。三田バルの運営者の助言も受け、子育て応援イベントとして開くことになった。
 子ども服や手作り品のフリーマーケットのほか、ヨーヨー釣りや射的、サッカーなどのブースも“出店”。菓子でできた首飾り「キャンディーレイ」や匂い袋の制作、マッサージ体験もできる。
 料金は「こどもバルチケット」という模擬通貨で支払う仕組みで、子どもたちは買い物気分を味わえる。先着30人(予約優先)は各ブースの店長を体験でき、30分ほど働くと“給料”として300円分の「こどもバルチケット」がもらえる。
 代表の益田紗希子さん(36)は「遊びながら買う側・売る側の両方を経験し、お金の使い方や大切さを学べる。ぜひ来て」と話す。
 こども店長の予約はメール(mwish2014@yahoo.co.jp)で受け付けている。
(山岸洋介)
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