搾乳器は母乳育児に必要!保存方法やおすすめの搾乳器も紹介!搾乳のまとめ♡

搾乳


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どのような場合に搾乳が必要?

できれば母乳は直接飲ませたいですが、そうもいかない場合もあります。そのひとつが授乳期にお母さんが仕事に復帰することです。離れている時間にも赤ちゃんにも母乳は必要なので搾乳が必要です。また、お母さんと赤ちゃんのどちらかが入院してしまった場合です。24時間常に一緒にいることが難しくなるのでこの場合も搾乳して母乳を与える必要があります。特に赤ちゃんが入院してしまい付き添いが不可能な場合、赤ちゃんの心の安定にも搾母を飲ませることが大切です。

搾乳の時母乳出ない?!その原因とは?

母乳が出るメカニズムはオキシトシンというホルモンが影響しています。これは分娩時に子宮収縮するのを促すものと同じです。オキシトシンは抱擁などの接触で放出され、分娩直後に赤ちゃんを抱っこしすぐにおっぱいが出るのは赤ちゃんとの皮膚接触するためと言われています。そのため赤ちゃんと触れ合っていない搾乳時には母乳が出にくい体になっていると言えるでしょう。また、母乳が上手く出ないもう1つの原因は溜まり乳かもしれません。脇の下近くの乳腺に母乳が溜まって詰まってしまっていることも。重症になると乳腺炎になることもあるので気をつけましょう。

搾乳することで母乳の量を増やす

母乳の分泌量に悩むお母さんが多くいますが、分泌を減らさない方法があります。それは搾乳をすることです。具体的な増やし方は、赤ちゃんに母乳を飲んでもらったあとなどおっぱいを空にした状態で搾乳をすることです。そうすると、脳がもう少しおっぱいを分泌しなければいけないと判断し、脳から乳腺を刺激するホルモンが分泌されます。そしてこれが、母乳をより活発に分泌させることに繋がり、結果的に母乳量が増えることになります。

搾乳方法の種類には何がある?

乳児のうちに保育園や親などに預かってもらう際に母乳育児を続けたいと考えている方も大勢いますよね?そこで搾乳方法についてご紹介します。手で搾乳する場合に乳首の周辺を搾るようにするなど少しテクニックも必要ですし夢中になり過ぎて腰を傷める人もいます。不安を感じるなら搾乳器を使用すれば簡単に搾る事が出来ますので、病院で指導を受けていなくても可能です。但し器具類を毎回消毒しないといけませんので面倒に感じたりするかもしれません。

手で搾乳する方法について

手で搾乳する場合は最初に手と乳首周辺を消毒しておきます。またおっぱいを一時的に入れるコップのような容器も予め熱湯などで消毒しておきます。搾乳する手の親指と人差し指で乳房を圧す様に乳輪の外側から中心に向かうように搾ります。反対側の手にコップを持ち、おっぱいを受けますが上手ければ勢い良く出てきますので飛び跳ねに注意します。押し方は強すぎると乳腺を痛めたりしますので痛みを感じたら、力が強すぎたりポイントが違うかもしれません。

手で搾乳するときに準備する物と注意点

手で搾乳するときには、哺乳瓶などの口の広い入れものに母乳をためるようにします。あらゆる方向に母乳が飛び散るので、お椀型のものよりは瓶やコップのように乳首を差し込めるものがよいでしょう。また、乳首から母乳が滴り落ちるので、タオルやガーゼを準備しておくと服が汚れません。搾乳するときには、手をよく洗って清潔にしてから乳房を触るようにしましょう。また、爪で乳首を痛めてはいけないので、爪はきれいに切っておきましょう。

搾乳器は購入かレンタルか、どっちがお得?

搾乳器は、哺乳力のまだ弱い赤ちゃんや、お母さんの乳頭が傷ついて赤ちゃんに直接母乳をあげられないときなどにとても活躍するアイテムです。また、お母さんが外出するときにもあらかじめ搾乳器で搾って保存しておけば、赤ちゃんを預けることもできます。ただ、搾乳器は授乳期のときのみ使うものです。なのでレンタルで使用した場合は購入よりお手軽に試せて、また使わなくなったときに保管場所を必要としないことがメリットになると思います。デメリットとしては長期使用だと購入した方が安い場合があります。試しにレンタルしてその後購入という形もいいかもしれません。

搾乳器の使い分けと注意点について

電動の搾乳器の魅力は、手早くたくさん搾乳ができることです。また、手動の搾乳器の魅力は、母乳のでかたにあわせて角度や力を調整することができることです。それぞれのメリットをいかして使い分けをすると、より効率的に搾乳することができます。電動の搾乳器は、使用方法を誤ると乳房の形が変形したり、乳腺をいためてしまう場合があるので、製品の使用方法をよく守りましょう。たまには手動の搾乳器や手で搾乳して、乳房全体からまんべんなく母乳を搾乳するようにすると良いです。

搾乳器は電動が楽!電動搾乳器がおすすめ

搾乳器は手動と電動がありますが、母乳量が多い方は電動搾乳器の方が楽です。ここでお勧めの電動搾乳器を紹介します。一つ目はメデラのスイングです。こちらは赤ちゃんがおっぱいを吸うリズムをしっかり再現するので、よりたくさん母乳を搾乳できます。また、軽量でコンパクトなので、自宅ではアダプター、外出先では電池使用と選べて便利です。価格は税込み21600円です。二つ目はピジョンのFirst Classです。こちらは搾乳の吸引力の強さは7段階、速さは4段階と細やかに調節することができます。なので胸に負担がかかりません。価格は税込13608円です。

搾乳器は手動搾乳器もおすすめ!

母乳育児でママの体を手助けしてくれるのが手動搾乳器です。大手メーカーで代表されるのが、ピジョン、メデラです。ピジョンは、育児用品売り場で簡単に手に入り、哺乳瓶や乳首の種類も豊富で、母乳育児を負担なく応援してくれます。メデラは、手動搾乳器もありますが、電動式ダブルポンプもあり、双子や母乳分泌が豊富なママにとってとても助かる搾乳器になります。どちらもお手入れが簡単なので、衛生面で安全に使えるものです。

搾乳後の母乳の保存方法

母乳分泌の速度と、赤ちゃんの飲むペースがなかなか合わないときや、おっぱいトラブル、赤ちゃんを預けたいときなど、何らかの理由で授乳できないときに、前もって母乳を搾乳して母乳バッグに保存をしておくととても便利です。母乳バッグは冷凍・湯煎で解凍し、体温ぐらいになったら哺乳瓶に移し替え、飲ませることが出来ます。解凍後は30分以内に飲ませることが適しています。冷凍した母乳は早めに、1週間を目途に使い切ることが衛生上必要です。

ママには必須な商品!おすすめ母乳バッグ

母乳バッグのおすすめメーカーは2つです。まず1つ目は"カネソン"の「母乳バッグ」100ml 50枚 2376円(税込)です。40~80mlが主流の母乳バッグですが、このメーカーは100~200mlまであります。また、袋の閉じ方が空気を抜きながらシールでとめるだけのお手軽さも特徴です。2つ目は"ピジョン"の「フリーザーパック」80ml 50枚 2268円(税込)です。この母乳バッグの1番の特徴は保存方法がジップロックのようなチャックができ真空状態にできることです。

母乳保存を冷凍保存する時の注意点は?!

母乳保存をする際に気をつけないといけないことは保存期間です。保存可能期間は一般的には、冷蔵では12~24時間。冷凍では2~3ヵ月と言われていますあくまでもこれは目安の期間なので、できるだけ早く使うことをおすすめします。冷蔵保存の場合には、ドアポケットには置かずに冷蔵庫の奥に収納してください、これはドアポケット付近の温度変化が激しいためです。いずれの場合にも、母乳バッグには搾乳した日時を記入しておくことを忘れないようにしてください。

母乳保存で冷蔵保存する場合の注意点とは

母乳保存をする場合、注意しておくべきことがあります。母乳をいつ搾乳したかなど、保存した日にちを記載しておき、また事前に保存可能期間など助産師の方などへ相談しておくのも良いでしょう。冷蔵庫入口付近に搾乳した母乳を保存しておくことで、早めに利用することができますし、うっかり使い忘れたということもないので便利です。母乳の保存可能期間を確認しておくことで、赤ちゃんへ新鮮な母乳を与えることができますし重要なことです。

母乳の解凍方法で注意点は何があるか。

母乳解凍保存した場合、解凍するのはどうしたらよいか初めての育児だとわからないことも多々ありますし、冷凍した母乳の解凍方法をチェックしておくべきです。まず自然解凍を行い、湯せんで人肌ほどに温めてから赤ちゃんに与えるなど、冷凍保存した母乳の与え方も各々です。赤ちゃんへ母乳を与えることで、親子のつながりも深くなります。母乳冷凍を行うことで、母親との距離も縮まりますし、人肌になった母乳は赤ちゃんも好んで飲みます。

外出時の母乳の持ち運び方法とは?

赤ちゃんを母乳で育てているという人が多くなっています。しかし離れてなければいけない時間が長くなると、母乳をあげる方法に困ります。そこでよい方法として搾乳があります。こうすることで乳房トラブルを防ぐことにもつながります。搾乳では冷蔵や冷凍などを保ってクーラーバッグで持ち運ぶというのが基本になります。室温であれば8時間は保存可能となっているので、これを母乳専用の滅菌パックに保存するようにします。できるだけ哺乳瓶を使わないようにします。

外出時の母乳の解凍方法について

母乳を搾乳して冷凍させて保存することができますが、これは外出時に非常に便利となっています。しかしできるだけ早く使うように心がけます。24時間以内を目安に使うようにします。また保存するときには温度変化のない奥の方に入れておきます。母乳を冷凍させるときにはステリボトルなどを使いますが、母乳解凍の際には冷蔵庫に入れて自然解凍させたり、魔法瓶に入れたぬるま湯で解凍してから清潔な哺乳瓶に入れて、人肌程度に温めます。

保存母乳を預ける際の注意点!

保存母乳の方法は2つあります。搾乳した母乳をそのまま哺乳瓶で冷蔵保存するのが1つ目です。これは自宅での冷蔵庫内保存のみ可能です。2つ目の保存方法は、母乳パックに入れ冷凍するものです。これは冷凍されているため長く保存できるのが特徴です。預ける際には保冷バックに入れて持ち運びし、解凍方法は自然解凍をお願いしましょう。栄養がたくさん詰まった母乳を搾乳して保存しても解凍方法で栄養が壊れてしまったら元も子もないですよね。また、保存方法も空気が入らないように気をつけて袋を閉じることを心がけて下さい。あとは搾乳した日付を書くことも忘れずに!

搾乳器は母乳育児には必要!

搾乳はやり方などを知っておけばママにとっては便利なものです。搾乳は必要ないと考えるママもいますが、どこかへ出掛ける際や、どうしても赤ちゃんを保育園に預けなければいけない際は便利です。

母乳育児で赤ちゃんを育てたいと考えるママには必要になりますので、搾乳機や搾乳の方法は知っておきましょう!そして賢く搾乳をして、赤ちゃんに母乳をあげましょうね。
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