ミルク育児も立派な育児!何気ない一言がママ友を傷つける!ミルク育児で言われて嫌だった一言

ミルク


mamari
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母乳育児が素晴らしい、そんなことはよくわかってる。でも・・・

まず最初に、筆者は4ヶ月まではミルクよりの混合、4ヶ月以降は完全ミルク育児でした。

赤ちゃんが生まれたら、おっぱいをあげ、それを飲んでいる姿を見ることに幸せを感じる…まだママになっていない人も、妊娠中の人も、そして既に赤ちゃんを産んでいる人も、そんなイメージをぼんやりとでも抱いている人は多いと思います。

赤ちゃんにとって母乳は最高の栄養、授乳タイムは赤ちゃんとママとの大事なスキンシップ、母乳をあげていると産後太りにくい、などなど、母乳育児のメリットは雑誌やインターネットの記事にもたくさん掲載されており、大多数のママは母乳育児をしたいと思っているのではないでしょうか。

私もそんなプレママの1人でした。赤ちゃんが生まれたらカンガルーケアをして、初乳をあげて…その後も母乳で育てるんだろうな、そう思っていました。

突然早まった出産!何もかもが準備できておらず、母体も・・・

出産
筆者の出産は、何の前触れもなく1ヶ月早まりました。母子ともに無事の出産だったのですが、出産前の乳房のマッサージももうそろそろしたら始められるなと思っていた時期だったためしておらず。

そして赤ちゃんもまだ吸う力が弱かったため、泣く泣く病院でミルクをあげました。その後スクスクと育っていった娘。

吸う力もだいぶついてきたので、母乳もあげ始めたのですが…どうやっても母乳の分泌量が足りない!1時間吸わせ続けても飲んだのは20ミリリットルでがっくりしたこともありました。

早すぎる生理復活、そして完全ミルク育児へ

出産
母乳育児をしていると生理の復活が遅くなる…なんて話を聞きますが、かなりミルクよりの混合育児だったからか、出産後4ヶ月で生理がきました。

生理中は母乳がまずくなると言いますが、まさにそうだったようで、娘の突然の母乳拒否!おっぱいを咥えてすらくれなくなってしまいました。

混合と言ってもほとんどミルクで、母乳をあげていてもどれくらい飲んだか体重を気にしてばかりいたり、うまくあげられないもどかしさから主人や母に当たったりしていた私…。

これはいい機会だと思い、少し早い気もしましたが、完全ミルク育児に切り替えました。

どうしても感じてしまう負い目・・・それをえぐる言葉たち

悲しい 日本人
自分の中では納得してミルク育児に切り替えたつもりでも、やはりどこかに少し負い目をもってしまうもの。そんな気持ちがあるからでしょう、周りのちょっとした一言で嫌な気持ちになったり、落ち込んだり。

相手は悪気があって言っているわけじゃない一言でも、ミルク育児のママって、結構気にしちゃうものなんです。

私が言われて嫌だった・落ち込んだ言葉はこんな言葉でした。

「授乳が一番の愛情表現だから」

抱っこ
母乳育児をしているママに言われた一言です。そのママには私を咎めたり、また、自慢したりする気持ちは一切なく、本当にそのママにとっては授乳することが一番の愛情表現だったのでしょう。

でも、それを言われた私は「私には赤ちゃんへの愛情が欠けているってこと?」と曲解し、落ち込んでしまいました。

「○○ちゃんは母乳がんばってるから」

ママ友
混合から完全母乳に切り替えることができたママについて、別のママが私に向けて言った一言です。

「母乳でがんばってる」「完母になるようがんばってる」そんなことを言われると、私は赤ちゃんのためにがんばれていないママなのかな…。

とダメママの烙印を押された気分でした。

「はい、今授乳して!」

ベビーマッサージ
ベビーマッサージの最中に、先生から言われた一言です。マッサージ後に泣くのは、母乳を欲しているから。あなたの赤ちゃん泣いているから、授乳してください!と急かされました。

ミルク育児なので授乳ケープは持っていないし、そのままあげていいですよと言われても、娘は絶賛母乳拒否中。その旨を伝えたところ呆れた顔で、「じゃあ、ミルクでもいいから。」

ミルクって、際限なく上げると太ってしまうし、母乳に比べて胃に負担がかかりやすいので間隔をきちんと開けてあげるものなんです。なので、「ハイ、今あげて」と言われてもあげることはできません。

ベビーマッサージの先生なのに、そういうケアもできないのか…そしてやっぱり、母乳最高!母乳万歳!という人なのか…と、がっかりしてしまいました。

「ミルクだから太ってるのかな」

太い
同じくらいの月齢のママと赤ちゃんが集まるサロンに言ったところ、隣のお母さんに上記の一言を言われました。

うちの娘は小さく生まれたにもかかわらずどんどん大きくなり、成長曲線ギリギリのラインを行くくらいの体重にまで増えました。ほかの赤ちゃんと比べるとかなりぷくぷくしていました。

そのママの赤ちゃんを見ると小さかったので、逆にそのママは赤ちゃんが小さいことに不安を抱いていたのかもしれないですね。その結果出た一言なのかもしれませんが…。

こちらはこちらで食いしん坊で際限なく飲む娘のミルクの量を調節し大泣きされたりしていたので、「母乳だといくら飲ませても太らないらしいし、いいよな…」と思ってしまいました。

今思えば、どうってことなかった

ミルク
今、娘は1歳半です。ミルクを飲んでいた時と同様、3食+おやつをモリモリ食べています。あの頃を振り返って思うことは…、

ちっぽけなことで悩んでたなぁ~ということです。母乳育児をしているお母さんはうらやましいとも思いますし、すごいなぁとも思います。でも、それ以上に大切なことが私と娘にはありました。

毎日笑顔で過ごすことです。

母乳をあげていた頃は3時間ごとにやってくる授乳タイムがつらかったです。ちゃんと飲んでくれるか?どのくらい飲んでくれるか?そんなこと毎回考え、がっかりすることばかり。

ミルクにしてからは、人に何か言われて嫌な気持ちになることはあるものの、一時的なもの。娘の笑顔を見たら、その気持ちもすぐ吹き飛んじゃいました。

今、母乳育児をしていないママさん!うちの娘は風邪ひとつひかず、毎日元気にスクスク育っています!

悩んでいた頃、保健師さんに言われました。「これから子供が大きくなるにつれて、どーんどん悩みも増えていくから、ミルク、いいじゃない!悩むことないわよ!」ホント、その通りです(笑)離乳食やら歯磨きやら人見知りやら…ミルクより難解な悩みがどんどんやってきます。

でももし、周りにミルク育児をしているママさんがいたら、少しだけ会話に気を付けてあげてください。

ミルク育児、いいと思うよ。赤ちゃんは幸せだね。そう言ってあげてください。それだけで、ミルク育児のママって救われるんです。
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