新任保育士に最大30万円を支給 人材確保で待機児童の解消へ 埼玉県戸田市


アメーバニュース様
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保育人材の確保に向けて2つの支援策 埼玉県戸田市は19日、市内私立保育所等に就職する保育士を対象に、最大30万円を給付する「就職支援給付金」と、月々の家賃を助成する「宿舎借上支援」を新設する方針であることを発表しました。
新任の保育士を支援することで、市内の保育人材を確保することが主な目的です。来年4月からの制度開始を予定しています。「保育士就職支援給付金」は、市内私立保育所等に新たに常勤保育士として採用された人のうち継続して3年以上の就労が見込まれる人に対し、就職時に20万円、1年後に10万円の計30万円を給付します。「保育士宿舎借上支援事業補助金」は、市内私立保育所等の事業者が新たに採用した常勤保育士のために、アパート等を借り上げた場合、1戸あたり月額82,000円を上限に家賃を助成します。個人契約をしたアパート等の宿舎は対象外となるため、注意が必要です。保育士が働きやすい職場作りへ 戸田市では保育アドバイザーが市内保育所等を巡回し、現場の保育士の相談に応じています。また、年間を通じて公立・私立合同の保育研修を行うことで保育の質の向上と、職員らの意識の統一を高めているそうです。29年度からは市内保育関係者・学識経験者・事業者・行政等で協議し、保育士らが働きやすい環境作りやモチベーションの向上、保育サービスの向上を目指す計画を、3年をかけて実施するとしています。

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