毎日新聞様
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保育園の園児たちに音楽のリズムに合わせて楽しく歯磨きに取り組んでもらおうと、豊川市の男性保育士2人が「ピタ・コチョソング」を作詞作曲した。同市勤労福祉会館で開かれた「歯科保健に関する研修会」で、保育士らを前に披露された。【石塚誠】
同市立御油保育園の保育士、清水崇史さん(31)と同国府保育園の保育士、鈴木心(しん)さん(30)が作詞作曲した。二人は同じ高校に通った友人同士。二つの園では2015年度から昼の歯磨きを行っており、その中で「音楽を聴き、楽しみながら歯磨きをする時間が作れないだろうか」と考え、一緒にオリジナルソングの制作を始めたという。
タイトルにある「ピタ・コチョ」とは、歯ブラシを歯にぴったりとあててコチョコチョとしっかり磨くという意味で、これまで同市が「ピタ・コチョ歯磨き」として提唱してきた。歌は約1分半で、「うえのおくばに ぴったんこー」「すてきな すまいる ぴっかぴか」などの歌詞が並ぶ。
2人が勤めるそれぞれの保育園では、すでに歌を使って園児たちが昼の歯磨きを行っている。2人は「園児たちが音楽に合わせて歯磨きをするようになってから、落ち着いた様子でしっかりと磨けていると感じる」と話していた。同市では今後、CDと楽譜を市内の全ての幼稚園と保育園に配布し、普及を目指す方針。歌は市の公式フェイスブック内の動画コーナーで聴くことができる。
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