NHK NEWS WEB様
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待機児童の解消を目指し、公園に保育所などを設置できるようにする改正法が、28日の参議院本会議で賛成多数で可決され、成立しました。
28日の参議院本会議で可決・成立した、この改正法は、設置できる建物が管理事務所やトイレなどに限られている公園に、保育所のほか学童クラブや子ども園などを建てられるよう規制を緩和するものです。
設置にあたっては、保育所などの敷地面積は公園全体の30%以内に収め、公園の景観も損なわないことを条件にしています。
公園での保育所などの設置は、一部の自治体が国家戦略特区を活用して進めていますが、政府は今回の法改正でこうした動きを全国各地に広げたいとしています。待機児童の解消が急がれる中、保育所の設置では用地の確保が大きな課題となっているだけに、公園の活用で保育所の整備が進むことが期待されます。