子どもに呪いの言葉、かけていませんか?あるあるエピソード

手を上げている男の子のイラスト
ヤフーニュース様
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子どもとの触れあいは、新しい発見や喜びもあれば、悩みもつきないもの。
しっかり育って欲しい、きちんとしつけなければ、と思うあまり、つい、子どもを厳しく否定する“呪いの言葉”をかけてしまうことも・・・

「子育てに対してまじめなお母さんが、呪いの言葉を口にしてしまっているケースも多い」と話すのは、NPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事の天野ひかりさん。

子どもにちゃんと本意を伝えるにはどうすればいいの?そこで、子どもとのコミュニケーションを見直す、“伝わる話し方”を取材。まずは読者のエピソードから。あなたにもこんな経験、ありませんか?

子どもに呪いの言葉、かけていませんか?あるあるエピソード
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私も子どもに言っている!?こんな言葉も“呪い”かも…
「家でぎゃあぎゃあ泣いたときに、『もう泣かないで!』 と口ぐせのように言っていたら、ある日、幼稚園で先生に『元気がなく、声をかけると部屋の隅に行ってしくしく泣いた。幼稚園では、泣きたいときは泣いていいんだよと伝えました』と聞きました。娘に尋ねると、泣いてはいけないと思っていた、と。私の言葉のせいだ……と深く反省」(きな子・31歳・福岡県)

「ついほかの子と比較して『みんなできてるのに、なんでできないの?』と言ってしまいがち。息子の負けず嫌いな性格に火をつけられる言葉だと思っていましたが……。最近は、新しいことを始めるときに息子が『みんなはできてる?』と気にするようになったのが気がかりです」(こなつ・32歳・東京都)

「『約束守れないなら、サッカーやめなさい』などと交換条件のような言い方をしてしまいます」(トトロ・36歳・神奈川県)

子どもに呪いの言葉、かけていませんか?あるあるエピソード
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今も胸にひっかかっている 母にかけられた“呪いの言葉”エピソード
「幼少期、ダンスや絵を習いたいなどと言うと、『そんな道で成功する人なんて限られてる。あなたに才能はないんだから、とにかく勉強しなさい』。『医者になりたい』と言うと、『あなたにはそんな頭脳もお金もないから、無理無理』。――母からいつもそんな言葉をかけられ、自分には何の取り柄もない、可能性もない、と思っていました」(しいたけ茶・30歳・大阪府)

「『お母さんが言ったことで間違ったことある?』が母の口ぐせ。母の言う進路に進み、なんでも言うことを聞いて、それが正しい、答えは一つ! と思い、物事には答えが複数あることに気づいていなかったように思います。母の言うとおりにできないことは、挫折だと思っていました」(深美・35歳・千葉県)

「『人様に恥ずかしくないように』と、母に呪文のように唱えられていた私。青春時代は、何をするにも人の目が気になってしまい、自分というものを持てなかった」(内弁慶さん・34歳・静岡県)

「なんでも否定から入る母親でした。何があっても、『あなたが悪い』『あなたが我慢しなさい』『できるわけがない』の連続。その影響か、自分もいまだにネガティブで自己肯定できません。『親を悪く言う者は悪』という考え方が一般的な中で“毒親”というワードがあると知ったときはなんだかホッとしました」(N・36歳・石川県)



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