認可外保育の無償化範囲 有識者検討会で議論へ

会議のイラスト(男女混合)
日本経済新聞様
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政府は幼児教育の無償化をめぐり、認可外保育のどこまでを無償化の対象とするか決めるため、23日から有識者による検討会の議論を始める方針で、保育の必要性と公平性の観点を重視して、ことしの夏までに詳細な制度設計をまとめる考えです。


政府は「人づくり革命」の柱の1つとする幼児教育の無償化をめぐり、先月、閣議決定した政策パッケージで、認可保育所や認定こども園、幼稚園について、0歳から2歳までは住民税が非課税の世帯を無償とし、3歳から5歳までは所得にかかわらず一律で無償とすることを明記しました。

一方、結論が先送りされた認可外の保育施設やサービスの取り扱いについて、政府は増田寛也元総務大臣を座長に、横浜市の林市長ら合わせて4人の有識者で構成する検討会を設置し、23日に初会合を開いて議論を始めることにしています。

政府は子どもを短時間預ける「一時預かり」や夜間保育を行う「ベビーホテル」、幼稚園での「預かり保育」など、多様なサービスがある認可外保育のどこまでを無償化の対象とするか、保育の必要性と公平性の観点を重視して、ことしの夏までに詳細な制度設計をまとめる方針です。

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