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早くもインフルエンザ流行の兆しです。
三重県の一部の小学校で学級閉鎖になるなど、少しずつ感染が広がっています。
校庭を駆け回る児童たち。
しかし、1年生の教室には、誰もいません。
ここ三重県津市の一志東小学校では、1年生と特別支援学級、それぞれ1クラスずつで学級閉鎖に。
他のクラスでも、13人が発熱の症状で欠席していて、早くもインフルエンザ流行の兆しが。
Q:10月に学級閉鎖の経験は?
「長く教師をしていますが、10月は、初めてです。だいたい、年明け1、2月はある」(津市立一志東小学校 西本和史校長)
三重県によりますと、県内72の病院でインフルエンザと診断された患者の数は、10月1日からの2週間で35人に。
これは去年(14人)に比べ、倍以上の数字です。
この取材中にも…
「熱が出たので、迎えに来ました」(児童の母親)
発熱で早退する児童の姿も。
さらに…
「下の娘(1年生)がインフルエンザにかかっています」(児童の父親)
こちらは、妹に続き3年生の姉も体調不良で早退です。
「手洗い場には、手洗い・うがいしましょうと掲示しています。学校だけでの対策だけでは、なかなか難しいかなと思います」(津市立一志東小学校 西本和史校長)
今や5人に1人が接種しているというインフルエンザワクチン。
去年は製造が遅れたため、一時的に不足していましたが、
(予防接種)「はい、おしまい」
ことしは、ワクチンの不足はなく、この病院では、先週から予防接種が始まっています。
「ことしはどうなるかなと思ったが、今のところ、例年通り打てるみたいです」(津ファミリークリニック 原田直樹医師)
「幼稚園行っているので、感染すると…(幼稚園は)感染力が強いですよね」(園児の母親)
本格的な冬を前に、少しずつ感染が広がるインフルエンザ。
早くも注意が必要です。
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