長野県松本市は、乳幼児の保護者向けに、スマートフォンが、子どもの心身に与える影響と正しい使い方を説明する啓発用のチラシを作成し、今月中に配布する。最近は、乳幼児にもスマホを使わせている親が増えており、目の機能低下などの恐れもある。正しい知識の普及が目的という。
チラシは「子どもとメディア」と題したA4判の両面刷りで、5千部を作成した。市立保育園・幼稚園の計46園で、全園児の保護者に配布するほか、市内各地区の「子どもプラザ」などにも置く。
市保育課によると、スマホの画面は小さいため、近距離で片目だけで見つめることが多くなりやすい。このため、両目で物を見て、脳で一つの像にまとめる両眼視の機能に異常をきたすおそれがあるという。…
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