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幼稚園に入園する前に、実際に保育を体験できるプログラムがある幼稚園があります。娘を連れて「体験保育」に参加した時のお話です
体験保育で目立ってた!? 入園後に先生から言われた一言
長女を産んで育児をして2年が過ぎ、2人目がお腹に。大きくなったお腹をさすりながら「そういえば幼稚園とか保育園の入園ってどうしたらいいんだろう」。そう思っていた矢先、回覧板で校区にある市立幼稚園の未就園児対象の体験保育への参加募集が目に留まりました。
校区にある市立幼稚園は、2年保育の幼稚園です。2人目の出産を待って参加することにしました。今まで育児中のママさんたちと触れ合うことがなかったため、ドキドキしながらの参加を決めました。0歳の次女は0歳から2歳児のクラスへ、3歳の長女は3歳児のクラスに分かれます。
お絵かきや工作など、季節のイベントを盛り込んだ体験保育に娘も大喜び…かと思いきや、まさかの人見知り。長女は私のそばから一時も離れません。次女も、ボランティアさんの抱っこで大泣きし、私が抱っこすることに。「家にいるのと変わらないなぁ…」と思いつつ、大汗をかきながら参加していました。
7月のある日、長女が参加している3歳児のクラスだけ、幼稚園に設置しているプールで水遊びをすることになりました。事前にプリントで注意事項と持ち物のお知らせがあり、「保護者の方にもプールに入っていただきます」とのこと。次女は実家に預けて、プールに参加することにしました。
体験保育で目立ってた!? 入園後に先生から言われた一言
水着を着るのが恥ずかしかったため、私はTシャツとハーフパンツで挑んだプール遊び。長女には可愛い水着を新調し、気合いを入れて幼稚園へ向かいました。到着すると、20人くらいの参加者がいます。 しかし、水着のママは2人だけ…。Tシャツとハーフパンツは私だけ…。
「あれ?保護者も一緒に入るんだよね!?」
普段着で子どもに日焼け止めを塗ってるママさんだらけに困惑。そこに麦わら帽子姿の先生が登場し、準備体操をして、いざプールサイドへ!
「え?水が…」
なんと、プールの水位は大人の足首までしかありません。普段は大人のひざ位の水位らしいのですが、事故防止のためこの日は水を抜いたとのこと。
「だからみんな普段着だったんだ…」
元々ずぶ濡れを覚悟して参加していたため、プールサイドで談笑するママさんたちを横目に、娘と思いっきり遊ぶことにしました。人見知りな長女も、今日はママを独占できるとあって大はしゃぎ。2人とも足首くらいしか水がなかったとは思えないくらいびしょ濡れになって帰りました。
そうこうしているうちに、長女が4歳になる年になり、その幼稚園に入園することになりました。私は新調したスーツと、滅多に履かなくなったハイヒールでおめかしして入園式へ。幼稚園に到着すると、幼稚園の先生に声をかけられました。
「ようこそ〇〇幼稚園へ。お母さんのことはよく覚えていますよ。プールで一番お子さまと一緒に遊んでいましたね!」
なんと昨年夏の出来事をしっかり見られていたのです! 恥ずかしいーー!!
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