幼児教育交流の契機に 中国関係者が教育施設見学

職場見学のイラスト(就活)
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親子のひろばや育児相談などを行っている、保土ケ谷区地域子育て支援拠点こっころにこのほど、中国の幼児教育関係者が見学に訪れた。

これは、10年ほど前に同施設のスタッフとして勤務し、現在は日中交流のコーディネーター関連の仕事を行っている王迎さんが日本で子育てのサポートをしてもらった自身の体験をきっかけに、日本の幼児教育の良さを中国側にも知ってもらおうと昨年9月から企画したもの。周囲の関係者に相談、協力を呼びかけて初めて実現した。

今回、中国全土から約40人の幼児教育関係者が訪日し、同施設や天王町保育園などの教育施設をまわったほか、茶道など日本の文化にも触れていた。

この日のこっころでの見学は秋元秘路子理事長から施設や制度について王さんの通訳を交えて紹介され、その後2組に分かれて施設内を見学。ある中国の関係者は「大変勉強になった」と感心した様子で話した。王さんは「子どもは世界の子ども。両国の幼児教育の良い点をお互に共有していき、サポートし合える仲に発展していければ」と今後も継続的な交流を視野に話した。


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