J・フロント リテイリングの認可外保育施設 全国に先駆け、青葉台に開園 建物設計・施工は地元2社

デパート・百貨店のイラスト
タウンニュースさま
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「大丸」「松坂屋」など百貨店を傘下に持つJ・フロント リテイリング(株)が手掛ける認可外保育施設の第1弾、「Daimaru Matsuzakaya Kids Duo International 青葉台」が、青葉区榎が丘に4月開園する。

同園では、暮らしの「新しい幸せ」を子育て世代と人生のアーリーステージにある幼児に提供しようと、教育と長時間預かり保育を両立。長年教育事業に取り組んでいた(株)やる気スイッチグループと提携し、バイリンガル教育・知能教育・運動指導・職業体験を軸とした、まったく新しい教育カリキュラムを行う。運営はJ・フロント リテイリング100%子会社のJFRこどもみらい(株)。国内流通業大手による異業種参入事例として、全国的にも注目を集めている。

園舎が竣工

このほど、園舎が竣工。鉄骨造2階建て、延床面積1438・34平方メートルの建物工事を担当したのは地元2社。設計・監理は(株)野路設計(青葉台)、施工は(株)北芝建設(新石川)だ。

野路設計の野路健太郎代表取締役は設計にあたり、「未就学児の利用施設として近隣への配慮と安全を最大限考慮しました」と話す。「地域に愛される園になるように」と建物位置や規模、高さ、防音フェンスなど細かに検討を重ね、園児がけがをしないように何度も調整して安全性を高めたという。

教育と預かり

JFRこどもみらいの柏木敏弘代表取締役は開園を前に「青葉台駅徒歩6分と利便性が高い場所に、高品質な建物、設備を整えることができた」と竣工を振り返った。その上で「IT化やグローバル化の進展で一層激しい変化と競争の時代を迎えます。その中で私たちは『自分らしく輝き、幸せな人生を歩むための力“自分力”で生きる人を育てる』ことに重きを置いています。子どもたちの無限の可能性を引き出し、子どもの未来を切り拓いていきたいですね」と意欲を語った。

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