消費税増税、年金問題…声を大にして言いたい「政治家への要望」は?


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東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーとともに考えるのはパーソナリティの堀内貴之。7月4日(木)放送のテーマは「お願い!JAPAN」でした。
7月21日(日)に参議院議員選挙の投開票が行われ、与党が改選過半数の議席を確保する結果となりました。10 月に予定されている消費増税の詳細、少子高齢化、社会保障制度や年金など問題は山積み。今回は色々な職種、世代の人に「政治家にお願いしたいこと」を聞いてみました。


※画像はイメージです。



テーマ「お願い!JAPAN」

◆保育士さんの環境改善を
「私が一番気になってるのが保育園問題でして。増やしたところで働いてくださる保育士さんがいないとダメだと思います。友人で保育士になった人がいるんですけど、残業が多いし、そういう人達が経済的な理由でやめていったりすると保育士さんの数が減って1人が担当するお子さんの数も増えるし、質がどんどん落ちていっちゃうんじゃないかと不安です。いい保育士さんがたくさん残れるような経済的な環境も整えてほしいです」(22歳/女性/IT系)

◆プラスチック問題が気になる
「プラスチックの削減です。ウミガメの鼻にプラスチックのストローが刺さってるとか聞くと、プラスチックは便利な物だけどそれだけじゃだめだなって。プラスチックを削減すると経済的にも影響が出てくると言われてますけど、それよりも先に環境問題の方が大事だと思ってます」(50歳/女性/事務職)

◆日本は物価が安い
「日本は先進国なのに物価が安いと思います! 日本に来ている外国人は物価が安いからたくさん買い物できるんですけど、日本人が他国へ行ったときには全然感じない。10 月に消費税と一緒に給料も上げれば、日本ももっと先進国! ってなると思います」(16歳/女性/高校生)

◆本当の意味での働き方改革を
「今、働き方改革で政府が指針をあげていて、それに対して企業が取り組んでると思うんですけど、今の指針は時間を基に目標を掲げているので、実際の作業効率が現場レベルでは改善されてない。別の時間で対応しなきゃいけなくなったりしている。平日残業していた分を休日とか、別の時間で対応しているとかもあるので、時間だけでなく業務内容を効率的にできるような方針を掲げてもらって、企業が中身を変えていけるような取り組みをつくってもらえたら嬉しいです」(26歳/男性/会社員)

◆地域活性化のための対策
「地域をもう少し盛り上げてほしい、活性化してほしいというところですね。地方に行くと年配の方が多いので、もう少し子どもがたくさんいる社会になればいいんじゃないかなって思ってます。そのためには地方に仕事があれば、そこにいっぱい人が集まると思うので」(52歳/男性/会社員)

◆自分で考えることのできる教育
「私は日本の教育の在り方を変えて欲しいと思っています! 日本の学生は自分の力でモノを作ることができない環境に置かれていると感じます。例えば、学校のチャイムや規則があるからこそ、いつもそこに合わせるだけになってしまって、何かを作ったり考えたりの時間がないと思います。日本の教育だと、どこまでたくさん暗記できたかを1発のテストで表現するかで。『何を考えて、どうするか?』そこまで持っていくのが学校の在り方だと思っています」(19歳/女性/大学生)

【日本の未来にどんな願いを込めるのか】
要望を聞く中で話してくれた方々の表情は様々。熱量を持って話す人、「こんな風に言っても実際はどうなのか」と困り顔の人、希望を持って変えていきたい人……どの表情もとてもリアル。自分の未来、子どもたちの未来を考えたとき、今の日本に何が足りないのか? を考えるオンエアとなりました。
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