臨時休校学童保育への支援強化を政府に要望現場職員らの団体

臨時休校学童保育への支援強化を政府に要望現場職員らの団体

日付: 3月 06, 2020

NHK NEWS WEB様
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新型コロナウイルスによる休校に対応するため臨時に開所した学童保育への補助金の増額など支援策の強化について、学童保育の職員などでつくる団体が厚生労働省に要望しました。

全国の多くの学校では、政府による要請を受けて今週から順次、臨時休校となっていますが、共働き家庭などに対応するため厚生労働省は学童保育については原則、開所するよう求めています。

一方で、学童保育の運営側からは、支援員の確保や感染症対策などで現場が対応に苦慮しているとの声が上がっていました。

これを受けて全国の学童保育で働く職員などでつくる団体が４日、厚生労働省に要望書を提出し、支援策の強化を求めました。

具体的には、臨時で開所した場合に出る国の補助金は学童40人ごとに１日あたり１万200円となっていますが、「これでは人件費や光熱費をまかなえない」として、増額を求めています。

また学童保育を設置している公共施設が休館となったため開所できないケースもあるとして、代わりに利用できる場所を調整してほしいなどとしています。

要望書を出した全国学童保育連絡協議会は「学童保育はもともと支援がぜい弱な中で運営しているが、さらに今回の緊急対応で現場に負担が生じている。子どもたちの生活を守るため必要な支援策を整えてほしい」とコメントしています。

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