吉村洋文知事「感染防止宣言ステッカー」登録呼びかけ


報知新聞社

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大阪府の吉村洋文知事(45)が24日、大阪府庁で定例会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動維持の両立を図るため「感染防止宣言ステッカー」の発行を発表した。

 事業者が大阪府のホームページ専用フォームで、ガイドラインの順守、登録店舗・施設情報の公開について同意、感染疑いのある従業員の積極的な受診、大阪府や保健所の調査に協力、大阪コロナ追跡システムの導入や名簿作成に協力の項目に該当する店舗が、ステッカーをダウンロードできる仕組み。吉村知事は「特に過去にクラスターが発生した施設、ライブハウス、スポーツクラブ、カラオケ、接待を伴う飲食店は登録をお願いしたい」と求めた。第2波が起きた時の営業自粛要請をかける対象としても利用するとし「同じ業種でも、感染症対策をとっている所と、とっていない所は違う。ステッカーをはっていない所から休業要請をかけていく」と説明した。

 今後、新型コロナウイルス対策について2点あげ「まず第2波を起こさせないこと。検査体制の強化、クラスター対策の強化、水際対策が重要」と話し、第2波が起きた時は「クラスターの発生を抑えていく。右肩上がりになる波をキャッチすること。大阪モデルをバージョンアップしていく」と話した。

 また、児童虐待防止に向け、ラインを利用した取り組みも発表。25日~7月31日の期間、大阪府在住の子供と保護者が対象で「子どもと親の相談らいん@おおさか」として、府内の国公立、私立学校に在籍する児童生徒に対してカードとチラシを配布。保育園や幼稚園などにも同じ物を園に配布する。吉村知事は「子どもや保護者からの相談に、臨床心理士などの資格を持つ専門家が助言や関係機関への案内を行う。ひとりで悩まず相談して」と呼びかけた。


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