車型ロボ「動いた」 水戸で児童らプログラミング講座


茨城新聞クロスアイ
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コミュニケーション力や想像力を養おうと、障害がある児童らが通所する多機能型事業所「ひと・まちすりーえす」(水戸市末広町)で15日、ロボットプログラミング講座が開催された。同事業所に放課後通所する児童6人が参加。自動車型ロボット「mBot(エムボット)」のコントローラーを夢中になってプログラミングした。

同事業所は今年4月に開所した。未就学児が対象の「児童発達支援」と、小学1年生から高校3年生までを対象とした「放課後等デイサービス」を行う。パソコン操作や調理、工作など多彩な活動を実施。個性を伸ばし、将来の働く力の育成に取り組んでいる。特別支援教育や障害福祉に長年携わってきたスタッフ6人が支援する。

同講座は今回で2回目。NPO法人「ひと・まちねっとわーく」職員、小沼希(のぞみ)さん(27)が講師を務めた。児童は、タブレットの画面をタッチし音や色を選択し自由にプログラミング。自動車型ロボットを回転させたり、ライトを付けたりし、目を輝かせていた。

市立三の丸小5年、宮澤晃司君(10)は「音やライトの色を出すのが面白い」、市立五軒小6年の弓野ほのかさん(11)は「(自分が)プログラミングしたロボットが動いて楽しい」と感想を述べた。

同事業所の飯塚裕治事業支援長(67)は「さまざまな活動を通じて早い段階から、将来自立できる力を養いたい」と話した。




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