子育てママ集う交流会 食事しながら気軽に相談


山陰中央新聞社

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 島根県大田市久手町のセラピスト小谷理恵さん(41)が月1回、市内で子育て中の母親が交流する「にこにこの会」を開いている。広島県出身の元保育士。知り合いが周囲におらず子育てで葛藤した自らの体験を踏まえて悩みや相談が気軽にできる場を目指しており、好きな時間に訪れ、食事を取りながら気軽に交流できると好評だ。
 会場は大田市静間町の飲食・民泊施設「WAMOTO(ワモト)」。2018年3月から毎月第3月曜日(午前10時~午後3時)に参加費1回500円、事前予約不要で、好きな時間に訪れることができる会としてスタートした。

 おもちゃで遊ぶ子どもたちの傍ら母親たちが食事や教育の悩みを語らいながら意見交換。食事を取りながら交流し、小谷さんのマッサージを受けることもできる。

 新型コロナウイルスの感染防止のため手指消毒やマスク着用など留意しながら開いており、市内外から毎回10組程度の親子連れが参加。山口県出身で次男(2)と訪れている同市大森町の中村さと子さん(41)は「同世代の方々と自由に楽しく話せる場は本当に貴重だと思う。食事がここでとれるのもうれしい」と話した。

 小谷さんも結婚を機に、広島県から夫の故郷・大田市に移り住んだ。乳児や母親を対象にしたマッサージサロン「リラクゼーションつぼみ」を営みながら、4歳から14歳までの3児の育児中で「自分が感じた寂しい思いを、他の子育て中のお母さんたちにはしてほしくない」と参加を呼び掛けている。


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