コロナに負けるな!親子で体操 休校中の児童が口ずさんだ歌詞きっかけ 動画制作「全国に広まって」


京都新聞
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「新型コロナウイルスには負けないぞ」という気持ちを高め、子どもたちの体力向上につなげようと、中筋小(京都府舞鶴市公文名)のPTA本部役員が中心となり、「コロナに負けるな!体操」をつくった。月末に動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する予定で、編集を進めている。

 コロナ対策の外出自粛や臨時休校で児童がストレスを感じ、体力低下の心配もある中、PTA会長の久下幸典さん(47)が、休校期間中に次男の1年幸弦君(7)が「コロナに負けるな」と自作の歌詞を口ずさんでいたのをきっかけに、楽しみながら運動できる取り組みができないだろうか、と4月の役員会で提案。本部役員や教員らが幸弦君の歌詞を基に歌を仕上げ、体操の振り付けを考えた。
 歌は「コロナに負けるな 体を動かして」「ピンチをチャンスに 負けない気持ち」など前向きなフレーズを入れ、最後は「家族で一緒に 仲間と共に 中筋パワー やっ!」で締めくくる。体操には、全身を動かしながら手洗いうがいのしぐさやマスクの形を手で描き、顔の前で示す振り付けも盛り込んだ。
 9日には動画制作に向け、編曲を担当した市内のひばり幼稚園教頭松嶋聖児さん(33)のピアノ伴奏に合わせ、6年生111人が歌を録音し、その後、教員とPTA役員らが体操の動きを撮影した。児童会長の6年の男子児童(11)は「勇気が出る歌詞だし、コロナを吹き飛ばすぞ!という気持ちで歌った」と笑顔を見せた。
 歌はFMまいづるで14日から午後0時台に流している。月末にはユーチューブで公開し、児童が体育や休み時間を使って体操に取り組む。久下会長は「運動会などで親子一緒に体操できたら。元気になれる曲なので、舞鶴市全体や、全国に広まってほしい」と期待している。


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