スイカの魅力を大阪で発信 JA全農長野


市民タイムスWEB

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 JA全農長野の大阪販売事務所(大阪市)は今夏、大阪府にある五つの保育施設で、JA松本ハイランド産のスイカを使った食育授業を開いた。例年はスーパーで対面による試食販売を実施し、スイカの消費拡大を図ってきた。今夏は新型コロナウイルスの感染拡大で行えないため、未来の消費者である幼児たちにスイカの魅力を伝えることにした。

食育授業は7月中旬から今月上旬にかけて、高槻市や大阪市などにある認定こども園や保育園などで行った。感染拡大を防ぐため、全農長野の職員は園には行かず、スイカや資料を事前に送り、保育士らに紹介してもらった。
 高槻市の認定こども園では、大きなスイカを手にした園の職員が登場し、園児には長野県から送られてきたと説明した。子供たちはスイカに触れたり匂いをかいだりして、重量感や特徴を肌で感じた。おやつの時間にはブロック状に切り分けて味わった。みずみずしく、しゃりしゃりした食感を楽しみ、「甘い!」と喜びの声が上がったという。保護者にはスイカや産地について記した資料をクリアファイルに入れて配った。
 大阪販売事務所の藤沢実係長は「スイカのおいしさを知ってもらえた。今後もこうした機会を増やしていきたい」と話していた。リンゴやキノコなどを用いた食育も予定している。


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