夢叶えるきっかけに 憧れの職業の人とオンライン交流


中日新聞


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 子どもたちが興味のある職業に就いている人と話をする「君たちの夢JCが叶(かな)えます!〜オンラインで憧れの職業の方とつながろう」(中日新聞東海本社後援)が十三日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使ってオンラインで開かれた。湖西市と浜松市の小学生二十一人が質問をするなど、憧れの職業について学んだ。 (桜井祐二)
 浜名湖青年会議所(JC)が、ズームなどを体験し、憧れの職業への夢をかなえてもらうきっかけになればと初開催した。子どもたちに人気のある消防士、鉄道運転士、パイロット、パティシエ、保育士、生花店店員、看護師の職に就いている七人が参加し、子どもたちも興味のある職業のグループに分かれて、それぞれの業務内容を説明したり、質問に答えたりした。
 パイロットのグループでは、日本航空のパイロットが、国内線、国際線の航路の本数や自身が操縦している機種などを説明。航空機が飛び立つまでには、整備士や客室乗務員と打ち合わせをする。飛行中は、気象状況にも気を付けていることなどを話した。
 鉄道運転士のグループでは、子どもから「一日のどれくらいの距離を走るのですか」と問われ、天竜浜名湖鉄道の岩堀英晃さんが「多い日は二百〜三百キロになる」と答えた。「楽しい時はありますか」の質問に、岩堀さんは「沿線から子どもたちが手を振ってくれるお返しに汽笛を鳴らすと喜んでくれるので楽しいですね」と答えていた。
 浜名湖JCは毎年、夏休みに子どもたちが宿泊して、さまざまなテーマに取り組むサマースクールを開催していたが、コロナ禍で開催できない代わりに、オンラインのイベントを開いた。


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