道内の待機児童 去年並みの水準


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道内で保育所などの空きを待つ「待機児童」はことし4月時点で130人余りと、去年並みの水準となりました。受け皿の整備が進み、定員は大幅に増える一方で、女性の就業率の上昇や幼児教育と保育の無償化を背景にニーズが高まっていることがうかがえます。

厚生労働省によりますと、道内のことし4月時点の待機児童は計134人と、152人だった去年の同じ時期とほぼ同じ水準になりました。
このうち江別市では待機児童が去年に比べて67人増え、増加数は全国の市区町村で5番目に多くなりました。
ここ数年、札幌市のベッドタウンとして子育て世代の人口が増加し、申し込みが想定を上回ったためで、市は来年4月までに保育所などを新たに4か所整備することにしています。
札幌市では保育所などの定員を全国でも8番目に多い1371人増やしましたが、利用する児童の数も1152人増えました。
児童の数はこのほか北見市で546人、帯広市でも308人増えました。
道によりますと、こうした背景には女性の就業率の上昇や、去年10月の幼児教育と保育の無償化などで保育のニーズが高まっていることがあるとみられ、道は市町村と連携して受け皿の整備を進めていきたいとしています。


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