「ようちえん、ありがとう」築75年 老朽化で園舎建て替え... 親子三代で通った家庭も【長崎市】


KTNテレビ長崎


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74年分の感謝をメッセージとシャボン玉に込めました。

長崎市の幼稚園の園舎が老朽化のため解体されることになり、15日お別れのイベントが開かれました。

長崎市寺町の皓台寺幼稚園は1950年に開園、現在の園舎は74年前に建てられ、これまでに約4000人が巣立ちました。

老朽化が進んだため解体し、耐震構造を備えた新しい園舎を建設することになりました。

親子三代で通ったという家庭も多く、園児や保護者が書いた感謝のメッセージで埋め尽くされました。

皓台寺幼稚園 園長「みんなが食べたり、遊んだり、お友達とお仕事したりしてきたこの園舎はなくなります。そして、新しい園舎になります。みんなの命を守るためにどうしてもやり直ししないといけないんです。みんなの目で見て、頭と心にいっぱい思い出を貯めといてください。そして大事にしてください」

園舎とのお別れのイベントですが、園児たちには何が始まるか知らされていません。

登場したのは子どもたちが大好きなシャボン玉。

大小さまざまなシャボン玉を飛ばし、大興奮です。

「ほら、すごい」「おった、おった」

園児 「思い出はシーソーで遊んだこと。みんなと一緒に遊んで楽しかった」

園長 「74年本当にご苦労様でした。子ども達の心を育ててくれて、見届けてくれて本当に感謝しています。ご苦労様でしたと言いたいです」

園舎の解体は1月21日からで、2022年8月の新しい園舎の完成まで、園児たちは浜町の仮園舎に通うことになっています。

「皓台寺幼稚園、大好き、ありがとう」


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