妊娠中から始める保活のススメ 自分の指数を把握して、入りやすさを知って!


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認可園を希望する場合、保育ニーズを数値化した「指数」が大切な基準になります。わが家が入れる可能性はどのくらいあるのか、をチェックしてみましょう。

役所で資料を手に入れて指数を把握しよう
ほとんどの世帯が入園をめざすのが認可園。ここに内定(=承諾)されるためには「指数」の計算が重要です。自治体でもらえる冊子などに計算方法が載っているので、自分の指数を計算してみましょう。指数が高い順に内定するのが一般的なので、希望する園の前年度に入園できた世帯の最低指数がわかれば、わが家は入れそうかの参考になります。

資料をもらったら自分の指数を計算する
指数の計算方法は1日何時間、週何日働いているか、祖父母が保育にあたれるか、未就学のきょうだいの有無などに基づいて算出されます。また、待機児童となっている期間がある(長い)ことで加点されるなど、加点されそうな項目があるかどうかも確認を。

自治体の優先項目を確認
認可園の申し込みでは、同じ指数の入園希望者が複数出ることがあります。そのため、自治体では居住年数の長さや世帯年収、待機期間の長さなど、優先項目を設けています。激戦区ではこれが決め手になることも。

自治体の選考方法を確認
選考方法も、自治体によって異なります。①入園希望者全員を指数順に並べて上位から決める方式、➁園ごとに第1希望者を集めてその中の指数上位から内定を決める方式、などが一般的です。➁の場合、希望順位を吟味する必要があります。

もし認可園に落ちたらどうする?
認可園に落ちたら、2次募集の申請をしつつ、申し込んでいる認可外園に連絡し、入園する意思がある所には改めてそれを伝えましょう。また、勤務先の近くや通勤途中にも通えそうな認可外園がないか再検討して申し込んでも。4月の時点でどの園にも入れない場合は、次期の入園申し込みを忘れずにしましょう。

保育園に入れるかどうかは、その後の仕事復帰にも影響してきます。できるだけ妊娠中から準備を初めて、希望通りにいかなくても、いろいろな選択肢を持てるようにしておきましょう。
(たまごクラブ編集部)

■参考:『たまごクラブ2020年8月号』「初めての保活」
■監修/ここるく代表取締役・保活アドバイザー 山下真実さん
2児(9才と3才)のママ。人気レストランを託児つきで利用できるサービス「ここるく」を起業。子育てと仕事の両立アドバイスに定評があります。


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