急増する子どものコロナ感染 保護者の対応どうすれば?


NBC長崎放送


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子供達へも感染が広がっている新型コロナウイルス。まだ見守りが必要な子供が感染した場合、保護者はどのような対応を取ったらいいのでしょうか?

10才未満の感染者の推移です。今月に入って2つの施設でクラスターが発生、きょうも1人の感染が発表され未就学の園児への感染が広がっています。
日本小児科学会は子供の感染について「多くは家族内感染で子どもが先行感染者になることは少ない」としており大人が子供の集団生活に感染を持ち込んでいると分析しています。

(長崎県医療政策課・安藤隆雄課長補佐)
「基本的にはそれに関連している大人、その子の親だったり学校とか保育園とか先生達ですよね大人がどっかで感染してきてその中に持ち込んでくるっていうのが感染の始まり方としては一般的だと思います」

クラスターが発生した2つの園では園児の感染と同時に職員と、園児の家族の感染も確認されました。
見守りが必要な子供には保育者の接触が不可欠で保育の場の感染リスクを下げる事には限界があります。

(佐世保市の担当者)
「0歳~1歳までは特に非接触の保育はまずできませんので密着した保育になりますので」

県によりますとこれまで感染した10才未満の子供のうち2割が入院、2割が宿泊施設での療養、そして6割は無症状または軽症で自宅療養での経過観察措置が取られました。

(長崎県医療政策課・安藤隆雄課長補佐)
「コロナの場合よほど重症というかにならないと薬物治療とかは行ってないんですよね。お父さんお母さんも感染していて一緒に療養するとか、お子さんだけ感染してお父さんお母さんしてなくて例えば保育園とかで移ってしまった場合でも、入院するほどではない場合には親が面倒みながら家でっていうあると思います」

小児科学会では保護者が感染していないか軽症の場合は感染した子供と一緒に自宅療養や入院するとする指針を示しています。

(長崎県医療政策課・安藤隆雄課長補佐)
「マスクを家の中でもちゃんとできたら子供も含めてしてもらってタオルとか共用で手洗い場にある場合は止めてもらって別々に。寝る時に…これも難しいと思うんですけど一緒に寝ない。寝ますよね…寝ないようにしてすぐくっついちゃうから。でもくっつきますよね。」

県では自宅療養者に対し希望した場合、1週間分の食料を提供しています。
感染した子どもの付き添いについては症状や家庭の事情に応じて各保健所が個別に対応しており、中には子供を児童養護施設に預けることができたケースもあったということです。

(長崎県医療政策課・安藤隆雄課長補佐)
「家庭の中にコロナの感染が入ってきちゃうと止めるのなかなかもう難しいと思う。だから基本は感染持ってくるのは大人の方なので大人が持ち込まないように普段からつとめる。子どもたちが安心して生活できる環境学校に行ける環境を親が作ってあげることなのかなって思いますけど」



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