住宅4軒倒壊『現場近くの保育所が5日ぶりに再開』登園は保護者の判断…半数近く登園



MBS
------------------------------------------------------------------------------------------------

 大阪市西成区で崖が崩れ住宅4軒が倒壊した問題で、現場すぐ近くにある休園していた保育所が6月29日から再開しました。

 5日ぶりに再開した『大阪市立天下茶屋保育所』は倒壊した住宅のある崖のすぐ下にあり、6月25日から園児らに危険が及ぶとして臨時休園していました。大阪市などによりますと6月28日、保育所の一角に高さ3mの鉄製のバリケートを設置するなど一定の安全が確保されたとして再開を決めました。

 大阪市は子どもたちを登園させるかについては保護者の自主的な判断に任せているとしていていますが、29日は園児・約70人のうち半数近くが登園したということです。

 (保護者)
 「(子どもを通わせることで)仕事を休まずにいられるのは安心しているのと、いつ崩れるのかがわからない不安とが入り混じっているような状態」

 危険な兆候がないか市の職員が周辺を巡回しているほか、保育所側もお昼寝の時間でもすぐに避難できるよう警戒を強めているとしています。

------------------------------------------------------------------------------------------------

コメント