YAHOO JAPAN ニュース様
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視聴者からの疑問や悩み、くらしの中のハテナ?を調査するHBCもんすけ調査隊です。今回のテーマは「コロナ禍で迎えた2度目の夏、子どもたちのプール授業を調査しました」 「学校のプール授業についてなんですが、コロナ感染者が多い札幌市が行うことに疑問を感じています」(札幌・子を持つ親さん・女性) 「ノーマスクでのプール授業は、感染防止としてありなのか調査していただきたいです」(札幌・おとうさんさん・男性) 小学生の子どもを持つ親からの、プール授業への不安。 「札幌の小学校ではプール授業が始まっています。ただ、子どもたちの歓声はあまり聞こえて来ません」(記者リポート) プールに響く、あの子どもたちの声が聞こえません。 「言葉を発さないように先生方が指導しながらプール学習を進めている」(札幌市立幌北小学校・宇野太士保健主事) 「向かい合わないで」(マスクをした教諭) この小学校では「密」を避けるため、2クラス合同だったプール授業を、1クラスずつに。子どもたちは、間隔をあけて、同じ方向に泳ぎます。水中での鬼ごっこやボール遊びは、ことしは我慢です。 「きょうはとても暑い日だったから、プールが涼しくて泳ぐのが楽しかった」(女子児童) 「いまコロナ禍だから、なるべくしゃべらないで、ウイルスを友だちに感染させないように我慢している(本当はマスクなしではしゃぎたい?)しゃべりたい」(男子児童) 一方、先生たちの負担は大きくなっています。授業を1クラスずつに分散させたため、その分、授業の回数が増えているのです。 「『学びを止めない』という気持ちで、教職員は皆頑張っている」(宇野太士保健主事) プール授業の実施を決めた、札幌市教育委員会です。 「水泳学習は基本的に個人で行う活動で、感染リスクが高いとされる密集する運動や組合ったり接触にはあたらないととらえている。プールは換気の徹底により密閉状態を防ぐこともできますし、湿度が高いので、いわゆるエアロゾル感染が起きにくいということも示されている。水中においても塩素濃度の適切な管理によって感染リスクは低いと考えられています」(札幌市教育委員会教育課程担当課・伊達峰史課長) 今年度、札幌市立の小学校の9割以上でプール授業が行われます。札幌以外はどうなのか。調べてみると…意外な結果が見えてきました! コロナ禍で再開した、小学校のプール授業。「もんすけ調査隊」が道内すべての市に聞いたところ、今年度、教育委員会がプール授業の実施を決めたのは9つの市。一方、半数を超える21の市が中止しました。 「昨年度も使えなかったので、鳥のふんとか…」(函館市立あさひ小学校・長瀬雅一校長) 函館市立あさひ小学校。津軽海峡を臨むプールが自慢ですが、去年に続き、プール授業は中止です。 「男子更衣室になっている。けっこう狭いし換気も良くないので、コロナ禍ですので、ここが一番心配」(長瀬雅一校長) 中止の決断には、地域ならではの事情も。函館では、すべての小学校にプールがあるわけではありません。多くの子どもたちが、別の小学校や市営プールに出かけプール授業を受けているのです。 「更衣室など、別の学校を借りて行うとなると、その学校も感染予防対策、消毒をやらないといけない。(児童の移動は)バスなどを利用するが、密を避けてとなると、バスの確保などスムーズに行うことが難しい」(函館市教育委員会教育指導課・佐藤大輔課長) 【道内35市の調査結果】 実施する…9市(札幌市など) 学校ごとに判断…5市(稚内市など) 中止…21市(函館市など) 7月22日(木)「今日ドキッ!」午後6時台
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