日本語学校が外国にルーツのある子どもの自己実現を支援





産経新聞
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パスメイクホールディングス株式会社

 東京中央日本語学院が子ども向けプライベートレッスンを開講。個々の日本語学習ニーズに応える

 語学教育事業を展開するパスメイクグループの総合日本語教育機関、東京中央日本語学院(本校舎:東京都新宿区。以下TCJ)は2021年12月14日(火)、日本語学習が必要な外国にルーツのある子どもたちを対象にそれぞれの日本語力や学習ゴールに合わせたマンツーマン指導を行うプライベートレッスンを開始したと発表しました。在留外国人数の増加とともに日本語の指導が必要な子どもの数も年々増加していますが、外国人児童生徒の教育担当者や日本語指導支援者などを学校に配置している教育委員会の数は全体の28%にとどまっています。TCJ学校統括責任者の中澤は「通っている学校で自分の望む日本語指導が受けられない子どもたちに個々のニーズに合った授業を提供することで、彼らの夢の実現を支援していきたい」と話しています。


■日本語の指導が必要な子どもの数は10年間で1.4倍に増加

 在留外国人数が2020年までの10年間で209万人から289万人へと4割近く増加したのに伴い(*1)、日本語の指導が必要な児童生徒数も2008年は2.9万人でしたが2018年には4万人に達しています(*2)。


一方、文部科学省の「外国人の子供の就学状況等調査結果」によると全国の半数以上の教育委員会が特段の指導体制を整備しておらず、外国人児童生徒等の教育担当教員や日本語指導支援者、母語支援員を学校に配置しているのは全体の28%にとどまっています(*3)。

■子ども一人ひとりの学習目標を支援するマンツーマン指導

 外国にルーツのある子どもの日本語力は、日常会話が十分にできないレベルから、日常会話はできても授業の内容が理解できないレベルまでさまざまです。

 TCJはこれまでビジネスパーソンを対象にプライベートレッスンを提供してきましたが、2021年12月より子ども向けのプライベートレッスンを新設しました。講師は現状の日本語レベルと最終目標に合わせて教材から指導方法までカスタマイズし、個々のニーズに合わせた授業を行っています。また、地域を問わず受講できるようオンラインでの受講も可能としています。


TCJ学校統括責任者の中澤は「TCJは日本語教育を通して世界中の人に人生を変える機会を提供することをミッションに掲げています。日本語がネックとなり子どもたちの可能性が閉ざされることのないよう、民間の日本語学校だからこそできるサービスを提供していきます」と話しています。


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