大阪日日新聞様 https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/220228/20220228039.html
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社会福祉の分野で活躍する若手職員を表彰する「社会福祉ヒーローズ」賞（全国社会福祉法人経営者協議会主催）の一人に、こども園で病児を受け入れている、寝屋川市にある認定こども園の保育教諭谷口智志さん（３８）が選ばれた。
保育教諭は、保育士資格と幼稚園教諭免許の２種類を持つ職員のこと。谷口さんは保育士歴１５年のキャリアで、社会福祉法人「種の会」が運営する幼保連携型認定こども園「池田すみれこども園」で勤務している。
現在、同園には１型糖尿病と両耳難聴の子どもが通園。谷口さんが担任するクラスに通う１型糖尿病の園児に対しては、スタッフが協力し合って３０分ごとに血糖値を測定するほか、看護師が毎日の給食とおやつ前の注射を担っている。給食室ではカロリーコントロールをしながらの配膳など対応は多岐にわたる。
園内では保育士や看護師、栄養士の仲間と知恵を出し合って「どうしたらできるか」を前向きに考え、チャレンジを続けている。谷口さんは「すべての子どもが幸せになる権利を求めていること、保護者の就労、育児支援として、可能な限り支えとなれるような仕事をしたい」と話している。
コンテストは、３月１５日に受賞者によるプレゼンテーションがあり、７人がグランプリ（ベストヒーロー賞）を競う。
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