NHK 香川 NEWS WEB様 https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20220316/8030012471.html
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少子化などの影響で近くの保育所と統合することになった坂出市の市立幼稚園で閉園式が開かれ、園児らが幼稚園に別れを告げました。
７０年前の昭和２７年に開園した坂出市立川津幼稚園は、少子化などのため、新年度から近くにある保育所、川津愛児園と統合して、幼稚園と保育所の両方の役割を兼ね備えた、こども園に移行することになりました。
16日は最後の卒園式が行われたあと、卒園した３人を含む園児１４人とその保護者などおよそ３０人が出席して、閉園式が行われました。
この中で坂出市の有福哲二市長は「これまで多くの子どもたちが先生や友達と遊び、地域の人に大切にされながら心も体も大きく成長して巣立っていった。ここで行われた幼稚園教育は貴重な財産としてこども園に受け継がれていくだろう」とあいさつしました。
このあと、園児らがハンドベルを演奏しながら「ありがとう」という歌を元気いっぱいに歌って、慣れ親しんだ幼稚園に別れを告げました。
幼稚園を卒園した女の子は「みんなで鬼ごっこや折り紙をしたのが楽しかった。幼稚園がなくなるのは悲しいけど、ありがとうと伝えたい」と話していました。
川津幼稚園は改修され、今後、こども園の園舎として活用される予定だということです。
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