子どもたちに木のぬくもりを感じてもらおうと、埼玉県飯能市の保育所に地元産の木材で作った積み木とベンチが寄贈されました。
この取り組みは林業が盛んな飯能市にある森林組合などが行い、市内の９つの保育所に地元産の杉の間伐材で作った積み木とベンチを贈りました。
２５日は、このうちの山手保育所で寄贈式が開かれ、子どもたちに積み木が手渡されました。
子どもたちはさっそく木のベンチに座ったり、積み木を並べて香りをかいで１つ１つ積み上げたりして、夢中になって遊んでいました。
子どもたちは「いい香りがして気持ちがいい」とか「積み木がいろいろあるのでたくさん遊びたいです」と話していました。
杉の間伐材を提供した「西川広域森林組合」の小峰幸平代表理事組合長は「この地域の杉は良質で昔から家の柱材として使われてきました。子どもたちが木の良さを知って、将来は地元産の木材で住宅を建ててもらえたらありがたいです」と話していました。
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