幼稚園や保育園などの職員採用 学生対象に合同説明会 新潟



新潟 NEWS WEB様
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人口流出を背景に幼稚園や保育園などの職員の採用が進まない中、新たな担い手の採用につなげようと学生を対象とした合同説明会が新潟市で開かれました。

新潟県では人口流出に歯止めがかからず、去年はおよそ5700人の「転出超過」と全国の都道府県で4番目に減り幅が大きくなっています。
県によりますと、4月時点の県内の待機児童は去年、ことしと2年続けてゼロでしたが、私立幼稚園などで作る協会に所属する105の園では昨年度の有効求人倍率が約2倍となり、職員の採用が思うように進んでいません。
こうした中、新たな採用につなげようと27日、新潟市で学生を対象にした合同説明会が開かれ、はじめに9つの法人が踊りなどを交えてPRを行いました。
続いて学生たちは関心がある園のブースに移動し、日々の仕事の流れや年間の行事、それに職場の雰囲気などについて説明を受けていました。
参加した大学4年生の女性は「いま就職活動をしていますが、一度に多くの園のことを知ることができるのはありがたいです。県内での就職を目指したいです」と話していました。
主催した新潟県私立幼稚園・認定こども園協会の角谷正雄理事長は「保育の人材も県外への流出が課題となっている。自然が豊かな新潟で、ぜひ子どもの教育に携わってほしい」と話していました。


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