朝日新聞デジタル様
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【千葉】夏休み中の小学生にバランスのいい食事をとりながら勉強にも取り組んでもらおうと、流山市の県生涯大学校東葛飾学園で「こども食堂夏休み学習サポート」が開かれた。大学校は60歳以上のシニア世代が教養や技能を学ぶために県が設置した学校で、シニア学生が調理や学習指導を務めた。
大学校ではクラブ活動の一環として、月1回の子ども食堂を続けている。夏休みに合わせ学習指導も併せて行おうと初めて企画。教員経験のある学生を中心に、今月9~23日の計6日間、小学生の宿題の指導や科学実験、紙芝居などのプログラムを用意し、小学生48人が集まった。
20日は午前中に2時間勉強した後、調理室で手作りしたドライカレーとデザートを味わった。食材の野菜や果物は、地域の農家から提供を受けたという。
参加した6年生の菊本美桜さん(11)と5年生の伏見英江さん(11)は「ペットボトルに雲をつくる実験がおもしろかった」「家でやるより勉強に集中できた」などと話していた。
大学校2年生の野々村靖之さん(77)は、「孫のような子どもたちとのふれあいは楽しい。昨日ははりきって算数の予習もした」と笑顔をみせていた。(高橋淳)
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