高校生が保育士の仕事を体験 高松市


NHK NEWS WEB様


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不足する保育士の仕事に興味を持ってもらおうと、夏休み中の高校生に保育士の仕事を体験してもらう催しが3日、高松市で行われました。

この催しは、夏休み中の高校生を対象に保育士の仕事に興味を持ってもらおうと、香川県が開きました。

香川県内の高校生およそ20人が、高松市の専門学校「穴吹医療大学校」を訪れ、赤ちゃんの人形を使って乳児保育を体験しました。

赤ちゃんの入浴では、耳にお湯が入らないように頭の後ろから手を回して指でしっかりと耳を押さえることなど、注意する点を学びました。

また、着替えについては、講師が、赤ちゃんの腕を強く引っ張らないようにしながら、服の袖に腕を通す方法を指導しました。

参加した高校3年の女子生徒は「たくさんのことに注意を払いながらお風呂に入れてあげないといけなくて、仕事の大変さを感じることができた」と話していました。

また、高校2年の男子生徒は「将来は保育士になりたいので、今回の実践の経験を生かして赤ちゃんを大事に育てたい」と話していました。

香川県では、不足する保育士を確保するため、保育士を養成する大学や専門学校などに進学した人を対象に月額で最大5万円を2年間、無利子で貸し付け、香川県内で保育士として5年間勤務すれば、返済を全額免除する制度を設けています。
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