園児が車内に残されないよう防ぐ装置 北広島の幼稚園で体験会


北海道 NEWS WEB様


------------------------------------------------------------------------------------------------
先月、静岡県の認定こども園で3歳の女の子が通園バスに取り残されて死亡した事件を受け、子どもが車内から助けを求める押しボタン式の装置などの体験会が28日、北広島市で行われました。

この体験会は北広島市の企業が主催したもので、28日は地元の「北広島わかば幼稚園」の園児や職員合わせて30人余りが参加しました。
はじめに、クラクションで周囲に異常を知らせる装置が紹介され、子どもたちは車内の前方に設置されたボタンを押してクラクションを鳴らす仕組みを教わりました。
また、エンジンを切ると警報ブザーが作動する装置は、運転手が車内の最後尾に移動してボタンを押すまで鳴り続けるため、取り残された子どもがいないか確実に確認することができます。
幼稚園の室橋克己園長は「ふだんから園児が降車したあとに安全確認をしているが、今回のような装備があれば車内に置き去りにされても発見できるので導入を検討していきたい」と話していました。
------------------------------------------------------------------------------------------------

コメント