「保育士不足解消・育児休業の推進を」県知事・長野市長などに要望 子育て中の母親・保育園が意見交換 「きょうだい」別々の保育園で送迎が負担に 【長野】


YAHOO!JAPANニュース様


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子育てに関する意見交換会が開かれ、長野県の阿部守一知事と長野市の荻原健司市長が子育て中の母親や保育園側の意見を聞きました。 意見交換会は、長野市内の私立保育園の保育者や保護者などで作る団体が主催し、およそ80人が参加しました。 阿部知事や荻原長野市長を招き、保育や子育て支援について意見を交わしました。

3人の子どもを育てパート勤務をしているという伊部亜佑美さんは、子どもを同じ園で受け入れてもらえず、2カ所に送り迎えしているそうです。 ■伊部亜佑美さん 「育児休業が誰でも取りやすい環境に整えていただきたい。〝きょうだい〟が同じ園に必ず入園できるようにしていただけることを望んでいます」 ■阿部守一知事 「伊部さんのお話に色々な課題が含まれている。我々からも(国に)問題提起をしっかりしていきたい。声を挙げ続けていただければありがたい」

保育園側からは、保育士不足の解消を求める意見が出ました。 ■浅川中央保育園・坂口哲夫さん 「子どもたちのために、こんな保育がしたいという考えも、現在の人的環境の中ではなかなか出来ません。保育士が絶対的に足りないからです」 ■荻原健司長野市長 「(保育士を増やすには)どこから金を持ってくるのか、税かなという話も出てくる。市内の経済を活性化させていくことで、そこから得られる税収を充てられるようなサイクルを作っていきたい」 阿部知事は、県民の意見を直接聞くタウンミーティングを度々開いていて、県政運営の参考にしたいと話しました。
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