「保育士が働きやすい環境づくりを」園長らが保育のリスク管理を学ぶ 富山・射水市 


TBS NEWS DIG様


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富山の認定こども園で起きた園児への虐待事件を受け、各施設の園長たちが富山県射水市で保育と虐待のリスク管理について学びました。

射水市が開いた保育に関する学習会では、福祉分野でのリスク管理を研究している堀江健さんが講師となり、虐待を防ぐためには保育士にとって働きやすい環境づくりが重要だと指摘しました。

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リスクマネジメント企画担当 堀江健さん:

「これをやれば虐待がなくなるとか、不適切保育がなくなるみたいな、そんな魔法の杖みたいなやり方はないんです。1つ1ついろんなことを積み重ねていくとか(園全体で)共有しあうとかがとても大事です」

堀江さんは子どもが何度注意しても言うことを聞かないような場面で、保育士が理性的に対応しなければならないと説明しました。

そのためには園長らが保育士と積極的に面談したり保育士に定期的な研修を受けさせたりするなど、組織としてのマネジメントが重要であると訴えました。

参加した園長(男性):
「自分の園でも起こらないとは限らない問題だと思って、職員も現場としては、今どこまでやっていいか、自分のやることに不安を感じているのが現状ですね」

参加した園長(女性):
「当園の環境がどうかは、今一度しっかり見直して、職員も大事なお子さん、保護者をしっかり守れるように私自身が保育園の体制について気を引き締めて向き合って見直していかなければいけないと思っています」

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