園児死亡事故 保育士の配置基準見直しで再発防止へ


NHK NEWS WEB様


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去年、広島市の保育園から行方が分からなくなった5歳の男の子が死亡した事故を受けて広島市は安心で安全な保育環境の整備に向けた方針をまとめました。
それによりますと保育士を配置する基準の見直しなどによって再発の防止に取り組むとしています。

この方針は事故の原因を分析した保育の専門家らが提出した検証報告書を踏まえ広島市がまとめました。
それによりますと、子どもの人数に対して配置する保育士の最低基準について、3歳児は20人に1人から15人に1人に独自に見直すことを検討し、令和7年度以降に検討結果を踏まえた対応をとるとしてます。
また、配慮を要する園児の見守りを常に行うことができるよう加配された保育士が保育にあたれる時間を、1日4時間から8時間にするとしています。
さらに、保育中の連絡や応援要請を容易にするため、令和5年度から無線通信システムを4つの市立保育園で試験的に導入するとしています。
このほか、園児が利用するすべての門に防犯カメラを設置するとし、令和5年度は41の市立保育園で導入することや、赤外線センサーなど情報通信技術を活用した園児の見守り策を、ほかの自治体の例を踏まえて研究していくとしています。
市は、一連の方針に係る事業の経費について、令和5年度の当初予算案に盛り込む方針です。
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