都内の幼稚園で保護者など対象に自転車の交通安全教室 警視庁


NHK NEWS WEB様


------------------------------------------------------------------------------------------------
自転車の事故が相次いでいることを受けて、警視庁は自転車の交通ルールを学んでもらおうと、都内の幼稚園で保護者などを対象に交通安全の教室を開きました。

東京・世田谷区の幼稚園で行われた交通安全教室には園児と保護者、およそ60人が参加しました。
はじめに警察官が保護者を対象に「自転車は原則、車道を走る」など交通ルールを解説したあと、ことし4月から始まる自転車のヘルメット着用の努力義務化について説明しました。
続いて、園庭を交差点に見立て、一時停止の標識などを使いながら園児たちが安全に交差点をわたる方法などを学んでいました。
警視庁によりますと、去年都内で発生した自転車が関係する事故はあわせて1万3883件で、前の年と比べて1800件余り増加しました。
また、自転車が関係する死亡・重傷事故はあわせて864件で、このうち、一時不停止や信号無視など自転車側に交通違反が確認されたケースはおよそ77%に上るということです。
事故の増加を受けて警視庁は、去年から自転車の交通違反の取締りを強化していて、あわせて交通ルールの啓発にも力を入れたいとしています。
世田谷警察署交通課の渡邊正一課長代理は「都内では悲惨な事故が多発している。安全教室なども通して自転車利用者にルールやマナーを再認識してもらい事故の防止につなげたい」と話していました。
------------------------------------------------------------------------------------------------

コメント