保育園の影響?で幼児が早寝早起きに 就寝時刻の平均、最新調査では


YAHOO!JAPANニュース様


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 幼児がますます早寝早起きに? ベネッセ教育総合研究所による調査で、こんな傾向が明らかになった。調査した担当者によると、保育園に通う子どもが増えていることが原因とみられるという。

 2022年3月、就学前の子がいる首都圏の保護者4030人にアンケート。このうち、1歳半以上の幼児がいる母親3410人の回答を分析した。 ■最多の起床時間は「7時ごろ」  調査を始めた1995年以降、午前6時台に起きる幼児の割合が増え続け、7時半以降の起床は減る傾向にあった。  「7時ごろ」に起きる子が最も多く、全体の34%。「7時ごろ」以前に起きる幼児を合計すると、68%にのぼった。  保育園・幼稚園に行くために家を出る時間も早まっており、「7時以前」(4%)と「7時半ごろ」(12%)が増えていた。最多は「8時半ごろ」(33%)だった。  保育園児のほうが幼稚園児より起きる時間が早い傾向にあった。  平均の起床時刻は午前7時2分、就寝時刻は午後9時9分だった。午後9時以降に寝る子どもの割合は減り、1995年以降で最も「早寝早起き」となっていた。 ■早寝早起きの原因は?  調査した担当者は、共働き世帯が増え、保育園児が増えたことが原因とみている。保育園児は、幼稚園児に比べても比較的登園時間が早く、生活時間帯が早いためだ。  2015年の前回調査と比較すると、特に保育園に通う低年齢児(1歳半~3歳11カ月)で、夕食時間や就寝時間が早まっていた。担当者は、「働き方改革やテレワークの導入によって、父母の帰宅時間が早まっていることが関連していると考えられる」としている。(田渕紫織)      ◇  小中高校生の睡眠不足について取材・特集をしています。体験談やご意見をお寄せください。メールでdkh@asahi.comまで。
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