「孤育て」から救われた、専業主婦も使える保育園 モデル事業実施へ


YAHOO!JAPANニュース様


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 共働きでないなど「保育の必要性」が認められないとして、保育園を定期的に利用できなかった家庭の子どもを預かる取り組みが始まっている。保育園や幼稚園に通っていない「未就園児」「無園児」と呼ばれる子どもへの支援が課題となるなか、国も2023年度からモデル事業を始める。  保育園を定期的に利用するには、保護者の「就労」や「介護」といった「保育の必要性」の認定が条件となっていることが一般的で、共働き家庭が優先されることが少なくない。預け先のない保護者が、育児の悩みを抱え、周囲から孤立することもある。  NPO法人「フローレンス」(東京)が運営する、仙台市の企業主導型保育施設「おうち保育園かしわぎ」(定員19人)は、こうした保護者を支援するため22年4月から、空いた定員の枠を活用し、保育園や幼稚園に通わず自宅で過ごす子どもの定期預かりを始めた。  0~2歳児を対象に、午前9時~午後4時、保護者が希望する曜日に預けることができる。散歩や室内遊びをしたり、給食を食べたりして在園児と一緒に一日を過ごす。費用は1日あたり3千円の保育料のほか、昼食代などの実費。園によると、現在は8世帯が利用登録しており、それぞれ週1~4日程度の頻度で定期的に通園しているという(昨年12月時点)。
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